買付証明書

買付証明書か売買契約書の原稿を作る用意ができたことになる。正式な売買契約書に進む前に、買付証明書を使って売主との取引のポイントについて入念に考えていくほうが好きだ。買付証明書は弁護士料を大幅に節約してくれる。買付証明書の交渉には弁護士はふつう関わらないからだ。そのうえ、この段階で作業をしておけば、実際の契約プロセスがずっと速くスムーズに終わる。買付証明書には、手付金の額、デューデリジェンスの日程、エスクロー料金、資金調達に関する不測の事態など、基本的な取引のポイントが含まれる。

この「不測の事態」についてはもう少しあとで説明する。ここで、自分のチームを早く作っておくのがなぜ良いことなのかがわかるはずだ。ゲームのこの段階で一番やってはいけないのは、銀行、権原保険会社や投資家たちに接触しはじめることだ。そういう関係を作りたいと思う気持ちはわかるが、いまは時聞が最優先だ。一刻も早く買付証明書を作り、取引の基本的条件について合意を取り付け、物件を押さえられるようにしよう。需要の高いマーケットでは時聞は味方してくれないので、私はたいていファックスか直接手渡しする急送サービスにお金を払って売主に書類を送っている。普通郵便では遅すぎる。

買付証明書とは、売主に送る提案書のようなものだ。この書類は交渉を行うためのもので、あなたが送った最初の文書がスタート地点になる。売主はオファ一価格や条件を検討し、ふつうはオファ一価格に反論したり、条件について何らかの修正を入れたりしてくる。これは意見のやりとりをするプロセスなので、数週間かかったとしても驚いてはいげない。それが普通なのだ。

 

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